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自動車保険の基礎知識 自動車保険を安くする方法

自動車保険の保険料を安くするには、保険の補償金額を下げれば支払う保険料も下がります。しかしそれでは任意保険に加入した意味がありません!
保険料を決める主な要素には、大きく分けると3つポイントがある。 このポイント理解することが節約への近道です

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ポイントその1

*一番安い補償内容から優先順位をつけて保険を決める

自動車保険は、「事故を起こす確率が低そうな人ほど、保険料が安く済む」仕組みになっている。逆に確率が高そうな人は保険料も高くなる。
【主な判断基準】
・ 年齢(若いほど事故率が高いと判断)
・ 車種(スポーツカーなどは事故率が高いと判断)
・ 事故歴(無事故を続けている人の方が有利)
・ 年間走行距離(多く走る人の方が事故に遭う可能性が高いと判断)
・ 居住都道府県(事故が起こりやすい都道府県で運転している方が事故率が高いと判断)
・ 使用目的(通勤に使う方が事故に遭う可能性が高いと判断)
・ 安全装備の有無(大事故になりにくい方が有利)
しかしこれらの条件は変えようがない。保険料が高いからスポーツカーを買わないというのもナンセンスだ。本当のポイントはこれらの判断基準をどう料理するかは保険会社によって違うということなのだ。
【年齢条件に関する考え方の違いの一例】
「30歳未満不担保」が条件だった人の子供が成人して、免許を取り、運転するようになった場合。
●A社の場合
年齢条件を外すことになり、単純に保険料がアップする。
●B社の場合
運転者のそれぞれの年齢を加味し保険料を算出。算定基準が違うため、保険料が安くなる可能性がある。
●C社の場合
「子供特約」を用意しており、年齢条件をそのままとして、子供も補償対象とできる。保険料は上がるがA社ほどではない。
保険料の算定基準は各社それぞれで、それを完全に理解して比較するのは事実上不可能。だからこそ、自動車保険一括見積もりを利用して、複数の見積をGETするのが節約への近道なのだ!
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ポイントその2

*事故の時の補償はどこまで必要か?

当たり前の話だが、いざというときに支払われる保険金が多いほど保険料は高くなる。そこで多くの人が考えるのは「対人保険」と「対物保険」の金額。しかしここは自動車保険において最も重要な要素だから、しっかりかけるべき。
対人:交通事故高額賠償判決例
認定総損害額
(万円)
事故様態 判決日 裁判所 被害者
性別年齢 職業
2億9736 後遺 H7.3.30 東京 ♂40 会社役員
2億9686 後遺 H12.11.28 東京 ♂20 専門学校生
2億6562 後遺 H10.11.30 大阪 ♂19 大学浪人
2億6548 後遺 H10.3.19 東京 ♂20 大学生
2億5721 後遺 H11.4.27 福岡 ♂22 自衛官
2億5050 後遺 H8.10.22 東京 ♂20 専門学校生
2億4359 後遺 H12.7.24 大阪 ♂16 高校生
2億3699 後遺 H6.9.29 大阪 ♂17 電気工
2億3686 後遺 H11.2.25 広島 ♂24 会社員
2億3637 後遺 H13.9.14 横浜 ♀30 大学講師
上表は過去の対人の交通事故高額賠償判決例だ。億単位の賠償金額になる場合も珍しくない状況の中、対人保険を無制限にするのはドライバーの常識。実際に95%の保険加入者が無制限を選択している
対物:加害者が乗用車の高額損害判決例
認容額
(万円)
判決日 裁判所 事故状況・損害品
1億3451 H8.7.17 東京 店舗飛び込み(パチンコ店)
1652 H6.5.24 横浜 店舗飛び込み(美容室)
1468 H6.11.17 大阪 追突(営業トラック)
1363 H9.3.19 東京 倒れた照明灯避け横転(大型冷凍車全損)
1200 H9.6.27 名古屋 出合頭(ベンツ)
1069 H8.1.26 仙台 高速道で並進車に衝突(大賀後ラック全損、休車損)
1034 H7.6.9 大阪 スピン車を避けガードレール衝突(大型トラック全損、休車損)
1031 H9.9.26 名古屋 衝突され海中転落(車両保険:ポルシェ)
982 H5.10.27 京都 対向車に正面衝突(ベンツ修理費、評価損)
935 H8.11.29 大阪 段ボールに衝突(漆器、輪島塗)
乗用車の場合の対物高額損害判決例だ。1億を超える被害は1件だけ。これも衝突のはずみに相手のトラックが店舗に飛び込んだというもの。対物で億単位になる場合のほとんどは大型のトラックなどの事故に限られる。 そのため対物の補償金額の設定は非常に悩ましい。どのような道を走ることが多いかといったことを考慮に入れて判断する必要がある。

対人と対物をしっかりかけるのは大前提として、節約できるポイントは以下の2つだ。

●車両保険
車両保険とは、車との事故や単独事故、盗難や当て逃げなどの時に「自分の車の損害を補償する」保険。この補償範囲により保険料は大きく変わる
車両保険の種類と補償範囲
認定総損害額
(万円)
自損事 当て逃 火災
・爆発
落書き 盗難 台風・洪水
・高潮
他車との衝突
・追突・接触
一般車両保険
エコノミー +
A特約車両保険
× ×
エコノミー
車両保険
× × × × × ×
当然、一般車両保険がもっとも安心だが、この車両保険…保険料に占める割合は意外と大きい。この時に判断基準にするべきなのは「盗難や当て逃げ」をどう考えるかだ。ここで重要なのは「いざという時は多少自腹を払う覚悟をして保険料を節約する」のか「保険料は高くても全額補償してもらう」のか方針を決めることだ。
▼どうしても盗難や当て逃げまで補償が必要
その場合にポイントになるのは「免責金額」。いざというとき最低自腹でいくら払うか…という金額だ。自損事故出ない限り過失割合が10:0となることは少ない。よって事故の相手から回収できる保険金から免責金額分は充当できる場合が多い。この免責金額を上げれば、保険料を節約できる。
▼やはり保険料を押さえたい!
その場合は、割り切ってエコノミーを選ぶしかない。盗難対策は、セキュリティグッズやココセコムなどの車両追跡サービスを使うのも手だ。
●人身障害保険
人身障害保険とは、事故の過失の大小に関わらず保険料が受け取れる障害保険のこと。いざという時には安心な保険だが、保険料は高め。実は人身障害保険は、他の保険と重複する場合が多い。搭乗者障害保険や、自動車保険とは別に障害保険や医療保険に加入している場合は、その保険金でカバーできることも多いのだ。他に加入している保険から出る保険金も考慮に入れて検討すれば、節約できる。
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ポイントその3

*特約はしっかり見極めて選ぼう!

特約には大きく分けて
「保険料が安くなる特約」
「保険料が高くなる特約」

がある。
「安くなる特約」は、例えば「契約者本人が運転している場合に限定」など。当然自分の条件に合わせて、多くつけられる方が得だ。例えば「ミニバンやSUVに乗っている人は安くなる」といった特約を用意している保険会社もある。特約のラインナップは保険会社毎に違うため、一括見積サービスの利用が効果的だ。
「高くなる特約」は補償を充実させるもの。これは必要に応じて見極める必要がある。
【例:等級プロテクト特約の場合】
等級とは、その加入者の割引率をあらわすランク。新規加入で通常は6等級からはじまり、1年無事故だと1等級上がる(数字が増える)。数字が上がるほど、保険料が安くなる。 事故を起こすと翌年の等級は3等級下がる(数字が減る)。10等級の人が事故を起こせば7等級となる。
そこで有効なのが等級プロテクト特約。1回だけなら事故を起こしても翌年の等級が下がらないというもの。

例えば、10等級から7等級に落ちれば、割引率は大きく違うため、翌年の保険料に与える影響は大きいため、この特約は非常に有効だ。しかし16等級から13等級に落ちても割引率はあまり変わらない。
つまり、この特約は現在の等級によって効果が大きく変わることになる。
3等級落ちた時に保険料の差を考えて検討することが必要になる。
保険会社が用意している特約は様々。事故時に弁護士を手配してくれるといったものから、 ドライブ中の事故以外の障害までカバーするものまである。内容をしっかり吟味して検討することが必要だ
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*見積書をたくさん集めて、しっかり読んで比べよう!

自動車保険見積もりサイトによって若干変わりますが、保険料の見積もりを算出する為には、下記事項に関して情報を入力(選択)する必要があります。殆どが車検証免許証、現在加入している自動車保険の保険証券を見れば入力出来る項目ばかりです。
保険料の算定基準は様々なため、自分にどの保険会社が会っているかを事前に判断するのは難しい。ポイントを理解しつつ一括見積サービスを利用するのが節約への近道だ。 しかし、見積書の総額だけを比較してして契約してしまうと…後悔することになりかねない。見積書を受け取ったら以下のポイントをしっかりチェックしよう
<ポイント1>希望通りの条件になっているか?
例えば、車両保険の希望したにもかかわらず、ある保険会社だけは「新規の場合、車両保険は契約できない」といったことで見積書に車両保険が含まれていない場合などもある。当然他社より安い金額の可能性が高いが、補償の内容が違うことがある。金額だけではなく、補償の内容をしっかり確認しよう。
わからないことは、見積書に書かれてコールセンターに電話して遠慮せず質問しよう。
 
<ポイント2>不明な用語はきっちり解決しよう。
保険の用語は、難解なものが多い。よくわからないまま契約してしまうと後々トラブルになりかねない。不明な点は遠慮せず、コールセンターに質問しよう。
 
<ポイント3>付帯サービスの有無もしっかり比べよう。
自動車保険では、「故障時のロードサービス」なども無料でついてくる場合もある。別途ロードサービスに加入していない場合は安心だ。付帯サービスの内容も加味して総合的な判断をするのが賢いやり方だ。
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